2009年10月13日

マグロの日に寄せる、『コンビニ店員は善意を強要する』

「いらっしゃいませ、お一人様ですか?」

「え?ええ、まあ」

「お煙草はお吸いですか?」

「吸いますけど…」

「ただいま窓側の雑誌コーナーをご用意出来ますが」

「ここ、コンビニですよね?」

「お客様、それは世を忍ぶ仮の名前で本当の名前は…」

「名前は?」

「コンビニエンスストアです」

「なんなんですか」

「ジョークですよ、フランチャイズジョーク」

「変わったお店ですね」

「独創性を経営方針にしております。もう焦げたからあげくんとは言わせません」

「誰が言ってるんですか」

「どうぞ心ゆくまで衝動的に浪費して下さい」

「大きな世話ですよ。まあいいや、えーと、カップ麺はと…」

「お待ちのお客様、こちらへどうぞー」

「あ、今日は焼ソバにしようかな」

「お待ちのお客さまー」

「でも焼ソバと言いつつ茹でてるよね」

「お待ちのお客さまー」

「あの、まだなにも決めてないので、声かけるのやめてもらえませんか?」

「お客様をお待たせする前に声を出す。接客の鉄則です」

「買い物に集中できないんですよ。他にお客さんいないみたいですし」

「失礼しました。どうぞごゆっくりと買い物依存症の欲求をお満たし下さい」

「依存症じゃないです。ああもういいや、ポテチとお弁当とお茶で」

「ポテチにお箸はお付けしますか?」

「あー、手に油がつくの気になる人いますよね」

「お弁当は温めますか?」

「お願いします」

「温めかたが人肌、中身破裂、容器溶解とありますが」

「どれも嫌ですよ。普通にお願いします」

「ご一緒にお茶も温めますか?」

「あったかいの欲しいならホットのやつ買ってますって」

「ご一緒にスイーツはいかがでしょう?」

「あ、いいですね。じゃあ、このプリンでも」

「はい。ぶくぶくリバウンドプリンですね。ありがとうございます」

「嫌な名前だなあ」

「温めますか?」

「そんなわけないでしょう」

「お客様、ただいまキャンペーン中につき、おにぎりの海苔を一枚おつけいたしますが」

「いりませんよ。どんなキャンペーンですか」

「お会計1010円になります」

「電子マネーは使えますか?」

「オレンジカードか偽造テレフォンカードをお使いいただけます」

「どっちも電子マネーじゃないし、古すぎます」

「ミニスカ時代の森高千里はプレミア付きです」

「知りませんよ。じゃあ、1100円から」

「おつりはご入り用でしょうか?」

「当たり前でしょう」

「おっと、こんなところに募金箱がございます。いかがなさいましょう?」

「わざとらしい言い方ですね。いやですよ」

「かしこまりました。ご安心下さい。資本主義は搾取する側の罪は問われません」

「わかりましたよ募金しますよ。はい」

「小銭だらけの募金箱にたまにお札が入ってて目立ちますよね」

「そうですね。きっと優しいお金持ちの方なんでしょうね」

「まあ、あれは客寄せパンダのつもりで・・・」

「あー、もういいです。聞きたくない」

「まあ、善意すらもコンビニエンスに満たせるわけですよ。お客様」

「急に社会風刺っぽくなってもオチませんよ」

「・・・今度からレジ前にでもオチを置いておきます」



10月10日でしたね。
去年に引き続き乗り遅れて13日に書いていたりしますが、ボクらしいと言えばボクらしい。
まあ、こうして一年に一度の更新というのもオツなものかもしれません。

先日、回転寿司に行って一皿1貫のトロにするか一皿2貫のメバチマグロにするか悩んでるボクを尻目に、
息子がトロを2皿食べていました。粋な男です。

先日の猛威を振るった台風が夏の残り香をすっかり運び去ってしまったようで、
高い空の晴れの日が続いていますね。皆さんお風邪などお召しになっていないでしょうか。
ボクは近頃罹ってしまい、今年初めての休肝日を作りました。まあ、要は相変わらずってことです。

こうして、何かが変わったり変わらなかったりしながら今年のマグロの日も過ぎていきましたとさ。

今年もマグロの日を祝う方々にTBしたかったのですが、日にちも違うことですし、今年はここでひっそりと。
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2008年10月31日

恋文会議

自称ダンディ文豪(自称)の戯(ざ)れ事-
「トラバでボケましょう 2008 夏〜秋 レベル10」お題発表ッス!」へのトラックバックです。

お題
「恋文」(ラヴレター)



「先日の会議で、最も効果的なラブレターを考えたときに、ラヴレターは斬新であることが重要という結論に達しました。
そこで今回は、斬新なラヴレターについて具体例を挙げながら分析してみることにします。何か意見のある方、おられませんか?」

「はい、やぶれたラヴレター」

「それはただのダジャレです。他に意見のある方」

「はい、想いを相手に伝えることが重要だと考えます。ですので血文字の恋文はどうでしょうか」

「ダイイングメッセージですか。他に意見のある方」

「はい、さびれたラヴレター」

「それはただのダジャレです。他に意見のある方」

「はい、恋は燃え上がるものです。ですので開けた瞬間恋文を燃え上がらせてはどうでしょうか」

「読めませんよね?他に意見のある方」

「はい、しびれたラヴレター」

「それはただのダジャレです。他に意見のある方」

「はい、電車の中吊り広告はつい読んでしまうものです。ですので恋文を電車の中吊りにしてどうでしょうか」

「不特定多数の人が読んでしまいますよ。他に意見のある方」

「はい、くびれたラヴレター」

「それはただのダジャレです。他に意見のある方」

「はい、恋は盲目といいます。ですので眼鏡の裏側に恋文を貼り付けてみてはどうでしょう」

「近すぎて読めないと思いますが、それよりそんな眼鏡かけないのではないでしょうか。他に意見のある方」

「はい、ダレたラヴレター」

「それはただのダジャレです。他に意見のある方」

「はい、恋は秘密を共有することでより親密になります。ですので相手の個人情報を洗いざらい恋文にしたためるのはどうでしょう」

「最も距離を置きたがられてしまいます。他に意見のある方」

「はい、着慣れたラヴレター」

「それはただのダジャレです。他に意見のある方」

「はい、嫌よ嫌よも好きのうちといいます。ですので恋文にびっしりと「嫌」と書いて送りつけてはどうでしょう」

「それで好意があることを読み取れる人のほうが気持ち悪いです。他に意見のある方」

「はい、しみったれたラヴレ」

「それはただのダジャレです。他に意見のある方」

「はい、誰しも焦らされると積極的になるものです。ですので10通くらいに分けて恋文を送ってはどうでしょう」

「最後まで読んでくれるとはとても思えません。他に意見のある方」

「はい、召されたラ」

「それはただのダジャレです。他に意見のある方」

「はい、美しい文字は誰しも憧れるものです。ですので恋文を『文豪』で書いてはどうでしょう」

「いまどきワープロは古すぎます。他に意見のある方」

「はい、手馴れ」

「それはただのダジャレです。他に意見のある方」

「はい、」

「またあなたですか。先ほどからダジャレばかりではないですか。まじめにやって下さいよ」

「恋文などは必要ないのですよ」

「ダジャレ意外のことを言ったと思ったら。なぜですか?」

「私の発言を並べてみてください」

「えーと・・・」

「やぶれた」
「さびれた」
「しびれた」
「くびれた」
「ダレた」
「着慣れた」
「しみった」
「召された」
「手馴れた」

「や・さ・し・く・だ・き・し・め・て?」

「そう言えば良いのですよ」

「なにしてやったりみたいな顔してるんですか。最初から言ってくださいよ」

■□■□■□■□■□【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□■□■□■□
【ルール】
参加:
 お題の記事に対してトラバしてボケて下さい。
 締切りは1つのお題に対し30トラバつく、もしくは10月31(金)夜中23:59まで
 1つのお題に対しては1IDにつき1トラバ(1ネタ)とします。
 お題が変われば何度でも参加OKです。

チャンプ:
 お題を出した人が独断で審査しチャンプ(大賞)を決めます。
 チャンプになったら王様です。以下の特典と栄誉が行使できます。
  1.お題を出す
  2.言いたい放題な審査をする
  3.次のチャンプを決める
 何か困ったことがありましたら開催事務局までどうぞ。

企画終了条件:
 みんなが飽きるまで、もしくは開催事務局が終了宣言を告知した時です。

参加条件
 特になし!
 ※ 以下あれば尚可!!
 ブログをもっている。あるいはこれから作成する。
 トラックバック機能が使える。

 ※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペして下さい。

 企画元     毎日が送りバント http://earll73.exblog.jp/
 開催事務局  ボケトラの穴     http://trana88.exblog.jp/
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2008年10月16日

厄介なウィルスに感染した時の対処法

こんなときどうしたらいい?〜対処法のススメ-「うっかりチャンプになってしまった時の対処法」へのトラックバックです。

お題
現代の医療では治せない病気(不治の病)にかかっております。どんな病気?


「最近、調子悪くって」

「そうなんだ。大丈夫?」

「月曜日に体調不良で休ませて下さいって言ったら「週末に燃料補給し過ぎだろ」って言われちゃったよ」

「確かに月曜日は不味いんじゃないな」

「補給どころか枯渇してるってのにさ」

「高騰もしてるしね」

「微熱も下がらないんだ」

「年々上がっているらしいね」

「おかげで海面値が上昇しちゃって、健康診断で引っ掛かっちゃったよ」

「健康診断とかあるんだ」

「日焼けも酷いんだ。特に頭の上と下」

「変わった日焼けだね」

「老若男女みんなサングラスで、もう町中危ない刑事だらけ」

「仕方なくかけてるだけじゃないかな」

「しかもタカ派が多い。有事の時はどうするのか心配だよ」

「使い方間違ってる気がするなあ」

「あとニキビも多い」

「ニキビ?」

「あ、20億過ぎたら吹き出物だよね。ちょっと見栄はっちゃった」

「桁おかしいよ?」

「ずっと治らなくて悔しいから、キラウエアって名前付けちゃった」

「その名前だとなかなか治らないんじゃないかな」

「今夜はビフナイト貼って寝よっと」

「効かないと思うなあ」

「ところで、髪伐ったんだけど、どうかな?」

「随分短くしたね」

「うん。今回はかなり伐採りとやったよ」

「あと生えてこないんじゃない?」

「この風邪治るかな」

「ウィルス性だったら厄介だね」

「もう、ブルース唄っちゃうよ?」

「それはウィリスね」

「しかも凄い勢いで増殖してるんだ。もうすぐ100億を超えると思う」

「医者に診てもらったら?」

「お医者様でも草津の湯でも治らない気がするよ」

「恋ではないと思うけど」

「ツムラいいよね」

「入浴剤か」

「知ってる?ツムラって、「眼を瞑らずにはいられない程気持ちいい」からツムラなんだよ?」

「へー、初耳。そうなんだ」

「嘘」

「酷いよ」

「ごめん、ごめん。長く話せば君に風邪が移るかと思っただけなんだ。許して」

「余計許せないよ」

「離れてるくせに月」

「仕方ないじゃないか」

「それがまさに運の月」

「仙台のお土産みたいになったね」

「あと、火星にも移そうと思ってるんだけど、あいつ寒いからウィルス生きられるかな?」

「分からないけど、移す意外に治す方法はないみたいだね」

「うん。早く出て行って欲しいよ」

「全くね」

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【ルール】
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2008年10月10日

マグロの日に寄せる、『居酒屋店員は呼び込みで脅す』

「おいお前、ちょっと金だせよコラ」

「わ、カラアゲだ」

「カツアゲだよ」

「君のようなキンピラに渡すお金はありません」

「チンピラな。なんだとー、痛い目みてぇのか」

「まさか。キンピラは炒めて煮ませんよ。炒めるだけ」

「キンピラはもういいよ。生意気な奴だ。叩きのめしてやるぜ」

「『樽生とやっこで、〆にタタキだぜ』だって?渋いオーダーですね」

「あ、ほっけとししゃもを大根おろしで食べるのもいいなあ」

「ええっ!?『ポケットのも出さないと殺すからなあ』だって?勘弁して下さいよ」

「とりあえず、呑みに行くか」

「喜んでぇー。ご新規一命様ご案内でーす」


よく晴れた秋空が清清しい10月10日、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
ボクは相変わらず地デジとブルーレイがよく分かっていません。

今日はマグロの日らしく、マグロを一本釣りするか、鉄火丼を食べるか、ツナカンと間違えてカルカンを買うかしようと思っています。
お昼はチキンカレーでした。おいしい。

一時期全く見なくなったカラスを最近よく見かけます。
今朝も電線にとまり「かぁー」と。
そのとき、カラスの真下には白い服を着たおじさんがいたのですが、
彼もカラスを睨みながら「かぁー」と。
まあ、カラスにもアルビノ種はあるのでしょうね。

今日はマグロの日らしく「マグロテスク」という単語を作ってみたのですが、使い道が全くないことに驚きました。

近所のコーヒー屋さんに豆を買いに行った時の話です。

「モカ、売り切れですか」

「輸入禁止だそうで」

「それは大変ですね」

「全く。おかげで儲かりませんよ」

「モカだけに?」

「あははははは」

「・・ははは」

大人の対応ができたと思います。頑張りました。
まあ、モカ飲まないんですけどね。

今日はマグロの日らしく、「抱きマグロ」という商品を考えてみたのですが、ベットが生臭くなりそうでまだ商品化には至っていません。

よく澄んだ秋風と弱弱しい日差しが愛しい10月10日、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
ボクは相変わらず
書きたいことを書きたいときに書きたいように
書きつづけていた日々を懐かしみながらこの10月10日を過ごしています。

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2008年09月30日

浅間さんちの捜査日誌

極秘計画資料室 [Jemini's Blog 4th edition]-
トラバでボケましょう2008 初秋 レベル8 開催!」へのトラックバックです。

ヤツが籠もってから、何か月が経つだろうか。
始めはすぐに解決すると思っていた。
だってそうでしょう?こんなの長く続く訳がない。

の、ハズがなぜこんなことに・・・。
だいたい、動機はなんだ?
私は未だにヤツの動機すら掴めていない。
確かに、初動捜査の遅れは否定できないが、卒業文集など所詮後付け講釈に過ぎないではないか。

実際、数えることも馬鹿らしいほど説得には失敗している。
しかし今日も私は、すぅっと、大きく息を吸い込み閉ざされたドアに向かって、こう声を張り上げるのだ。


トラバでボケましょう 2008 レベル8 お題:
犯人に告ぐ!



「犯人に告ぐ!」

「・・・」

これ以上手垢も付かないほどの常套句だ。ヤツからの応答はなし。そして勿論次の句も。

「君は完全に包囲されている!」

「・・・」

これでヤツが出てくるハズもないが、ここまで言ったら最後まで言うしかない。
愚かなルーチンワークになど意味はない。
あるのは形式美を遵守しようとする使命感と、思考停止がもたらす予定調和への安堵感だけだ。

「無駄な抵抗は止めて大人しく・・・」

しかしここで私は甘美なる思考停止の誘惑を振り切り、別の台詞を吐いた。
かつて冒険者たちが未知の大陸を探す旅に出かけるように、私は安寧に挑戦するのだ。

「ご飯だから降りてらっしゃーい」

「・・・」

「どうどうどう?今の?面白かった?「刑事ドラマ風ご飯出来たコール」」

「・・・」

「今夜は一緒に食べましょうよ」

「・・・」

「お父さんも待ってるわ」

「・・・」

「ポチもお座りして待ってるのよ。猫なのに」

「・・・」

「お父さん、今夜あなたにカミングアウトすることがあるらしいわ。ビール瓶の上にさり気なく例のブツを乗せてるわ」

「・・・」

「もう、ビールがアサヒというより、お父さんの頭が朝日なのよ?」

「・・・」

「あ、そうそう。お母さん、綾乃小路きみまろの着ボイスダウンロードしちゃった。聞く?」

「「中高年の皆さんっ!」」

「あははははっ、面白いでしょ?そしたらさ、これがこの前同窓会に行ったときに鳴っちゃってさ」

「「中高年の皆さんっ!」」

「みんな一斉に振り向いてんの。お母さん驚いたわよ」

「「中高年の皆さん!」」

「しかもお母さん、きみまる子ちゃんってあだ名付けられちゃったわよ」

「「どうせ、あたしゃ中高年だよ」あははははっ、どう?似てる?」

「・・・」

「あ、そうそう、知ってる?お隣りの高田さん、確か息子さんが小学校の同級生だったわよね?今年も大学受験したんですって。懲りずに。ぷぷっ」

「・・・」

「でもその息子さん、受験料パチンコで使っちゃって。息子さんなんて言い訳したと思う?」

「・・・」

「「パチンコ大学に進路変更した」ですって!あははははっ」

「・・・」

「お母さんは良いセンスしてると思ったんだけどね、高田さんの旦那さんは怒る怒る。で、息子さん頭丸めて謝ったの」

「そしたら旦那さん「お前はまだバチンコ諦めないのか!」だって。ぷぷっ、なんでだと思う?」

「・・・?」

「「そんなパチンコ玉みたいな頭しやがって!」だってぇ!あははははっ!あの親子天才!いーひっひっひひ」

「・・・そんなことより、メシは?」

「今日は、ご飯2階に持ってきてないわ」

「・・・は?ふざけんなよ。早くもってこい」

「そうだ、あなた」

「なんだよ?」

「今日、20才の誕生日でしょ」

「・・・」

「出てらっしゃいよ」

「・・・」

「ね?」

「・・・」

「お父さんもお母さんもさ」

「・・・」

「あなたがここまで大きくなってくれて」

「・・・」

「本当に嬉しい」

「・・・」

「あんなに小さかったあなたがねぇ」

「・・・」

「お酒を飲める年になるなんてねぇ」

「・・・」

「だから、さ」

「・・・」

「3人で乾杯しましょう」

「・・・」

「今日だけでも」

「・・・」

「ね?」

「・・・」

「あ、お父さんったら、待ちきれなくてビールとコップ持って上がって来たわ」

「・・・」

「じゃあ、この部屋の前でいいから乾杯しましょう」

「・・・」

「さあ、お母さんにあなたの顔を見せて。そしてあなたの成長を祝わせて」

「・・・・・・・・・」

ガチャ

「ぐす、母さん・・・」

「まあまあ、どうしたの。顔がクシャクシャじゃない」

「今までごめん。オレ、明日から働くよ。ぐす」

「何言ってるの。お母さんとお父さんは、あなたが元気でいてくれればそれでいいのよ」

「ううっ、ぐす」

「さ、グラス持って」

「うん」

「さ、お父さんついであげて。あの言葉を忘れずにね」

「あの言葉?」

「せーの・・・」


トラバでボケましょう 2008 レベル8 お題:
犯人に告ぐ!



「「犯人に注ぐ!」」

コポコポコポコポ、シュワー。

「・・・えーと、まさかとは思うけど、今のが言いたくてこんな手の込んだことを?」

「・・・」

「どうなんだよ?」

「・・・」

「答えろよっ!」

「・・・てへ。面白かった?」

「ふざけるなぁ!オレの涙をかえせ!大体なんだって・・・」

「あ、お父さん、例のブツが後ろ前だけどいいの?」

「人の話をきけぇ!」

こうして、「浅間さんち引き篭もり事件」は、鉄球も使うことなく、
おとなしく投降してさらに登校もするようになって、見事解決したとさ。

一件落着。

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2008年09月03日

アナーキストと狐つき

工場と微笑-「トラバでボケましょう2008夏秋 レベル7お題発表」へのトラックバックです。

おっと、思いっ切りつまずいて転んでしまった。
ん?なんだ、この穴は?


「いって」

「ん?なんだ、この穴?」

「コンなところに誰だよ全く。危ないな」

「よし、ちょっとイタズラしてやれ」

ごそごそごそ。

「ふー、これでよし」

「さて、いくか」



〜 数時間後 〜



「撃てぇぇぇっっ!」

ばーん。

「やったか?」

「いえ、逃げられました」

「ぬう、すばしっこい鹿め」

「撃つ前に大声出すのやめて下さいよ」

「しかしやはり号令がないと」

「軍隊じゃないんですから」

「よし!今度はあそこにいる野ウサギを狙うぞ」

「茶色と黒の2匹います。どちらを狙いましょうか?」

「むう。では分りやすいように名前をつけてやる。茶色いやつはチャコ、黒いやつはくろべえだ」

「可愛らしい名前ですね」

「うむ。2匹ともヌイグルミのように愛くるしいからな。よし、手始めにチャコを仕留めろ!」

「撃ちにくいですよ。ほかの動物にしましょう」

「じゃあ、あそこにいるクマを狙うぞ」

「クマの手は高級食材ですしね」

「前足なのにね」

「子どもみたいな揚げ足取りですね」

「よし!まずはあのコロコロフワフワな双子の子熊を狙え。片方が寂しがらないように2匹ともだ」

「だから撃ちにくいですって」

「よし!ではあのチョコチョコしてる・・・」

「ウリ坊はかわいいから無理です」

「そんなこともあろうかと、落とし穴を用意しておいたのだ」

「古典的だけど効果ありそうですね。って、階段が付いてるじゃないですか」

「ふふん、便利だろう?」

「穴から出てきちゃいますよ」

「先日などはクマが寝ていたぞ」

「巣にされてませんか?それ」

「実はもう一つ落とし穴を用意してある」

「落とし穴好きですね」

「ふふん、アナーキーだろう?」

「違うと思いますが。って、この穴、直径30センチもないじゃないですか」

「深さはゆうに10メートルを超えるぞ」

「狭くちゃ落ちないんですよ」

「ぬう。頑張ったのに」

「頑張りの方向性がおかしいんですよ」

「それに、ただの落とし穴ではないぞ。落とし穴の底に」

「底に?」

「トラバサミが仕掛けてあるのだ」

「罠にかかった動物をさらに罠にかけてどうするんですか」

「ふふん、わなわなするだろう?」

「しませんよ。ほら、やっぱり何もかかってないし」

「ぬう・・・おや?底になにかいるぞ」

「あ、ほんとだ。でも底が深くて良く見えませんね」

「照明を付けるべきだったか」

「深すぎるんですよ」

「ちょっと底まで行って取ってきたまえ」

「狭すぎて無理ですよ」

「このデブめ」

「痩せてても無理ですから。で、どうするんですか?」

「うむ。こんなこともあろうかと、釣竿を用意してきた」

「予想してたんなら、深く掘らないで下さいよ。まあとにかく釣り上げましょう」

「これで猟と漁を一度に楽しめる。これぞまさに」

「一挙両得ですねって、いてて、なんで叩くんですか」

「別に」

「目が怖いですよ。なんなんですか全く」

「よーし、釣り上げたぞ。お!狐だ」

「おお、こんな罠で獲物が捕れるなんて奇跡です」

「感無量だな?」

「なに、してやったりみたいな顔してるんですか。って、これ・・・」

「ヌイグルミだな」

「ヌイグルミですね。しかも残念賞って書いてありますね」

「狐にツナ混ぜたな」

「狐につままれたと言いたいのですか?」

「まんまと化された」

「馬鹿にされたんですよって、いてて、どうして蹴るんですか」

「別に」

「ウマいこと言われると怒るん・・・いてて、わかりましたよ、もう言いませんよ」

「ふん、もう帰るぞ」

「あ、そっちはさっきの階段付き落とし穴が・・・」

ひゅー、どすん。

「いてて、ふふん、ラストに自分で掘った落とし穴にオチるなんて、まさに」

「墓穴を掘りましたね」

「きさまー、もう許さん!」

「うわ、階段から上がってきた。逃げろー」

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2008年08月30日

素数ゼミは美味しいらしい

工場と微笑-「『トラボケ』開催日のお知らせ」へのトラックバックです。


ホワイトロッペン!

前回の更新から約1年半も経ってしまいました。皆さん覚えておられますでしょうか。
記事の書き方もすっかり忘れてしまったので、ある方を真似て奇声で始めてみたのですが、全く書きやすくならないですね。これはひどい。

素数ゼミ怖いですよね。
怖いのは同時に羽化する個体数も素数であるところです。

まあ、当然嘘なわけですが。ジョークですよ。プライムジョーク。


さて、今更記事を書いたのには訳があります。


そのわけとは・・・



『トラボケ』開催日のお知らせ


これに参加します。
既にお題も発表されています。

トラバでボケましょう2008夏秋 レベル7お題発表


せめて読むに耐えられるものを目指して頑張ります。

皆さんも、
これを機に参加したり、
ここぞとばかりに参加したり、
気紛れに参加したり、
つい出来心で参加したり、
夏の終わりに参加したり、
思いがけずに参加したり、
出会いがしらに参加したり、
会社帰りに参加したり、
給料日前に参加したり、
終電逃して参加したり、
寝ぼけまなこで参加したり、
雪解け間近に参加したり、
自分探しに参加したり、
ライ麦畑で参加したり、
世界の中心で愛を叫んで参加したり、
おやすみ前に参加したり、
行き掛けの駄賃で参加したり、
参加しないフリして参加したり、
お風呂上がりに参加したり、
アルカリ性なのに参加したり、
大人の階段昇って参加したり、
盗んだバイクで参加したり、
おっとり刀で参加したり、
と、遠慮は無用です。


トウキョウエックス!
posted by なりっと at 11:29| 東京 ☔| 参加することに意義がある!のか? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月29日

春のレシピ

あなたはいつから春ですか?と聞かれたので今回は春のレシピです。


【 材料 】
年度末
日差し
春一番
終わりかけの冬



1.気温が高くなってきたら、歩調を少し緩める。

2.白木蓮の花弁が色褪せてきたら、コートをクリーニングに出す。まだ寒い日もあるけど、一雨ごとに必ず暖かくなるので、クリーニングしたコートをまた着たりはしないで我慢すること。

3.日の当たる公園のベンチで昼食を摂る。目が痒ゆかったり、鼻水が出始めたら、屋内の窓際で代用すること。

4.よく春一番に吹かれる。家に帰ったら、鼻の穴をテッシュでよく拭くこと。

5.送別会に出る。この時、送る側なら餞別を用意すると良い。連絡先を聞いてないなら、忘れずに聞くこと。

6.1から5を全て足して、少しだけ胸が詰まったような気分になったら完成。正味期限はゴールデンウィークあたりまで。


どうぞ、ご家庭でお試しください。
posted by なりっと at 00:46| 東京 ☀| Comment(10) | TrackBack(0) | たまには昔の話を | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月27日

カレー臭は何処から分泌されるのか

1234days-「ANALOG GAME FEVER イベントレポ」へのトラックバックです。



まあ、いつものように箇条書きで

・今回は3倍お得
1234days初イベント、ANALOG GAME FEVERに行ってきました。
今回は初イベント記念ということで、ポイントカードのポイントが一気に3点も溜まりました。きゃっほい。


・お初の方々は期待通りにアレだった
創作系の新たな実力者としてその地位を築きつつあるこのお二人。
rei_ayakawaさんと無知園児さん。
rei_ayakawaさんがジェントル帽で登場したかと思えば、続けて無知園児さんがエレガントかつ怠惰に登場。
このコンビ、隙がありません。一人は紳士。一人は武士でした。
完全に分業化されたボケとツッコミは、かつての橋本、石毛の勝利の方程式を彷彿とさせます。
お二人とも大層お酒が好きらしく、この二人と呑みに行った日にはひたすらハシゴしてしまいそうです。
まあ、しかし無知園児さんは諸事情によりあと一年くらいは公の場で飲酒しないでしょうが。
あと、無知園児さんはphlogiston-76さんの持ってきた「O'NO99」がなぜか異様に弱かったです。
あと、とてもよく通るいい声をされていました。しかしそのいい声で「チョウチョのちゅ!」って言ってました。
※「ちょうちょ」に「ちゅ」はありません。

それと、rei_ayakawaさん、ジェントル帽は暑過ぎると思います。


・いつもの方々は当然ながら・・・(以下略
開始当初からなぜか落ち着かない様子のishionishinさん。
その風貌でソワソワするとなぜか不吉です。事件の香りがしました。お酒は飲まれないようですが、どうやらカフェインは手放せなさそうなようでした。次回は美味しいコーヒーをお淹れしたいと思います。

kototuboさんのソナーにトカゲを発見しました。可愛らしい。女性がピアスをつける仕草が好きです。
あ、聞いてないですね。

nutschocoさんは相変わらず大暴れしていました。

ikkyuu_as_cousakuさんには来て早々、片付け手伝わせてしまいました。次回は是非片付ける前に来てください。


・キッズに絡みそうでなかなか絡めない
お誕生日の王子ことouji9soさんでしたが、そんなアドバンテージをもろともせずに葬ってしまいました。
しかし小学2年生って、あんなに将棋指せるもんですかね?恐らく同年代には敵はいないと思われます。
将棋と言えば、ボクも彼と同じくらいの時に父とよく指しました。恐らくその頃以来の将棋でした。
当時のボクは負けると「もう一回!」と勝つまで続けていたものですが、王子は大人でした。きっとクールな男性になることと思います。手品は絶品でした。
彼の妹、コチマちゃんが二足歩行を披露してくれました。何度もほっぺたつついてすいません。

ネイルアートをしてもらってご機嫌なNutsさんでしたが、手を繋ごうと掌を開いて見せると、ツンと、そっぽむかれてしまいました。またフラれてしまいました。とほほ。


・カレー雑感
ジャガイモを入れ忘れました。
ガラムマサラを入れ忘れました。
米を炊くのを失敗しました。(2度続けて)
殿に食べてもらえなかったのが残念だったのですが、食べなくて正解だったかもしれません。
にもかかわらず、皆さん残さず食べて下さいました。「ごちそうさま」と言ってもらえるのはいいものですね。
お粗末さまでした。


・もっと呑めばよかった
なんと豪華にもバーテンダーさんがついて下さったのですが、やっぱりプロは違いますね。
ボクも家でカクテルなぞ作ったりもするので少しだけ知っているのですが、カクテルのレシピは入れるグラスに合わせて分量が決まっています。でも、今回はグラスは紙コップ。カクテルグラスの倍はあります。
そんな中、軽やかにカクテルを作っておられました。ボクもレッドアイを作ってもらいましたが、こんな単純なカクテルでさえ、素人のボクが作るのとは味の違いが歴然でした。もっと沢山作ってもらえばよかったと後悔しています。
ごちそうさまでした。


・AGF
知恵の輪は外せても何故か戻せないですよね。なんだか外しっぱなしの知恵の輪が散乱していました。
ishionishinさん持参のゲームをやるべく、説明書を読破したのですが、何故か時間切れでできませんでした。これこそまさにミステリィ。
kemichoさん持参のお化け屋敷ゲームとやらをやってみたのですが、なげえ。そして何故か黄色いコマを割り当てられました。
悔しいのでみんなの足を引っ張りまくっていたら、kototuboさんと交代させられました。黄色のコマにノリウツッタかのようなkototuboさんは、瞬く間にトップに躍り出ておられていました。多才な方だとは思っていましたが、こんな隠れた特技までお持ちとは。
本イベントの主催者であるearll73さんは、さすが用意周到。新たにアナログゲームを購入して来ていました。
しばしボクと二人でゲームの取説を熟読。「このゲームは面白いと評判なんだ!」を連呼しておられました。
あと、ハラグロいゲームで彼に勝つのは至難の業です。
思えば、ゲームの取説を3冊も読破したのは生涯初の経験でした。

あ、そういえば大貧民やるの忘れました。

8時間って長いなーなんて思っていたのですが、気がついたらもう渋谷の空は真っ暗でした。
「4/14もDIGITAL GAME FEVERでもカレー作りたいなー」
そんなことを考えながら家路につきました。


posted by なりっと at 02:04| 東京 ☀| Comment(10) | TrackBack(0) | 参加することに意義がある!のか? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月21日

仕込みの様子を報告してみる

カレーに使う鶏がらスープを作ります。やはり仕込みが大切です。しこりじゃありません。

まず、鶏がら入れた水を沸騰させます。今回は2キロの鶏がらを使いました。
多分12羽分くらい入ってます。
良く見ると鶏版うずまきのような肉塊

香味野菜を適当に切って、鍋に放り込みます。
残った野菜をひたすら投入

沸騰すると、信じられないくらいのアクが出てきます。もう、沼か?と思うほど。
ひたすらはびこるアクを駆逐していきます。
ここで、ボコボコいわせないで静かに煮込むと透明感のあるスープに仕上がるそうです。やったことありませんが。
アクがなくなるまでの飽くなき戦い

通常、6時間くらいは煮るのですが、ガス代がかかるとツマに怒られてしまうので、バスタオルを幾重にも巻いて保温します。こうしておけば、酔いつぶれて寝込んでしまっても安心です。
8時間おきくらいに火にかければ、2日目くらいには完成してます。
シャトルシェフが欲しい

香味野菜や鶏がらを食べてみて、味がなくなっていたら旨みがスープに流れ出した証拠です。
このスープはカレーだけでなく、なんにでも使えます。ボクはトマトスープに入れたり、お粥に入れたり、ラーメンに入れたり、パスタソースに入れたりします。タッパーや製氷皿に入れて沢山冷凍しておくと便利です。
これだけでも結構旨い

これがいわゆる出がらし。でもこれを捨てるのは「MOTTAINAI」のです。
さて、何になるか?

これが何に変わるかは、「ANALOG GAME FEVER」に来てからのお楽しみです。
posted by なりっと at 12:19| 東京 ☁| Comment(12) | TrackBack(0) | 参加することに意義がある!のか? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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