2006年07月28日

チコと父

実家にチコという猫がいる。捨て猫だったから正確には分からないけど、20年は生きている。
チコが家に来た時は、こんなに長い付き合いになるなんて想像もできなかった。
だって、どう贔屓目に見ても虫の息だったから。

雨の日に友達が駐車場から連れてきたチコは濡れぼそっていて、骨と皮だけで、お腹の毛が斑にしか残ってなかった。喉が潰れているらしく、鳴き声を上げても空気の洩れるような音しかしない。
既に1匹捨て猫を飼っていたこともあり、チコを連れてきた友達は「ウチなら飼ってくれるかも?」と思って連れてきたのだろう。

その時ボクは断った。

チコはやっと目が開いたくらいの、本来なら可愛らしいと思う子猫だったけど、当時のボクは目の前のチコを日頃可愛らしいと感じてる子猫と同じには見れていなかった。

今まさに息絶えようとしている生物。

今になってあの時の感情を言葉にしてみると、だいたいこんな感じになるだろうか。
放っておけなかったからこそ、ウチにチコを連れてきた友達は、あてが外れてさぞ困ったのだろう。友達はボクが少し目を離した間にチコを置いて帰ってしまった。

チコを動物病院に連れて行くと、何者かに虐待されていたことが折られた肋骨と、既に光が奪われた片方の瞳と、薬品をかけられてただれたお腹の傷から分かった。
瞳は煙草か線香のような高熱のものを押し付けられたのだろう、猫同士のケンカではこのような傷は絶対負わない。と、獣医は言った。
手のひらに載せることができる程の子猫が、喉を潰され、肋骨を折られ、お腹を薬品で焼かれ、瞳を潰される恐怖とはどんなものだろうか。
もしも犯人が分かるなら、チコにしたことと全く同じ目に遭わせてやりたいと、子どもながらに思った。その気持ちは20年経った今でも変わらない。

結果的にチコは数回の病院通いで、命に別状はない程に回復した。
性別もメスだと分かり、ボクがつけた「チコ」という名で我が家の新たな家族となることが決まった。
チコはそれまで飼っていた猫ともうまくやり、今までの不幸を取り返すかのようにすくすくと育ったが、人になつくことはなかった。無理矢理捕まえない限り絶対身体に触らせなかったし、エサを与えても人間がそこを立ち去るまで決して食べなかった。
それは、チコの受けた心の傷を考えると当然のことのように思えた。

数年が経ち、ウチに新しい捨て猫が来た。他にも何匹もの捨て猫がうちに集まってきていた。
チコはその子猫達を母親のように育てた。
この頃になると、チコは唯一身体を触らせる父の部屋をテリトリーにするようになる。
それまで飼っていた猫や、他の子猫はボクに良くなついていたので、父は自分になついたチコをとても可愛がった。
また数年が経ち、家を引っ越すことになった。最大5匹いた猫たちも、チコ1匹だけになっていた。
引っ越し場所を決めるのは時間がかかった。なぜなら、賃貸でチコを飼っていいところを探さなければいけなかったからだ。
「チコは声がほとんど出ない(それでもほんのわずかだけは出るようになっていた)から、うるさくない」と、父が不動産屋に何度も説明した。

数年で2度ほど引っ越した頃には、チコもすっかりおばあさんになっていた。ウチに来た時の状態からは想像もつかない姿。
ボクが所帯を持って家を出ると、チコと父はそれまでよりもさらに寄添って生きているように見えた。
そんな穏やかな生活を送っていたチコに異変が起こった。病院に連れて行くと、老年からくるてんかんだという診断を受けた。
チコを失った時の父の落胆ぶりを想像すると、寿命という一言では納得できなかったが、チコは日に日に弱り、ソファに飛び乗ることもできなくなっていた。
そんな時、ツマが人懐っこい子猫を拾ってくる。
ボクはこの猫を父に飼うよう勧めてみた。
父は逡巡しながらも、その子猫を飼うことにした。子猫は父がモモと名付けた。
チコはまた子育てをするようになる。すると、すくすくと育つモモに引き上げられるようにして、チコは元気を取り戻していった。嬉しい誤算に父もボクも喜ぶ。

モモが大きくなり、チコの手を煩わせないようになると、チコの病気は再発した。
てんかんの発作に加え、夜中じゅう家の中を徘徊した。もう、滑るフローリングの床では歩くこともままならないというのに。
それからというもの、父は日毎に変わるチコの状態に一喜一憂しながら毎日3回弱々しく嫌がるチコに謝りながら薬を飲ませている。
発作がひどいときは眠るのもままならないそうだ。
前に父は「夜中にこいつにもう死ねって言ったんだよ」と、苦しそうにボクに漏らした。そのあと「でも、ずっと連れ添った仲だからな」と、付け加えた。

20年連れ添ったチコと父。通じ合う者同士、どちらも離れがたいのだろう。
チコは今日も生きて、薬を嫌がりながらも晩酌する父の隣で眠っている。
それがいつまで続くのか分からないけど、チコと父の幸せな時間は確実に昨日もあり、今日もある。
きっと、明日も明後日もあるのだろうと思う。

posted by なりっと at 22:38| 東京 🌁| Comment(7) | TrackBack(0) | たまには昔の話を | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月26日

記録生活第228回

「なんか最近ムショウに辛いものが食べたくなるんだけど、妊娠したのかしら」

「普通酸っぱいもの欲しがるよね。違うんじゃないかな」

「なついあつこそ辛いものが食べたくなるわ」

「暑い夏ね。で、何が食べたいの」

「辛いもの言えばやっぱり定番のアレでしょ」

「カレーかな?」

「ピーコのファッションチェック」

「食べられないよ」

「おすぎの映画批評はアマアマ」

「怒られるよ」

「カリなんかもいいわね」

「カレーのことだよね。なんか本格的な感じがするな。詳しいの?」

「私の得意料理よ」

「へー、どんなカレーを作る?」

「カリよ。私のは食後に独特のアーモンド薫りがするのが特徴よ」

「アーモンドかあ。本格的だね」

「とっても刺激的な味よ」

「スパイシーなんだね。でも辛いの強いから大丈夫」

「酸味もあるわ」

「へー、ヨーグルトでもかくし味に入れるの?」

「ううん。青くて酸っぱいの」

「なんて名前のカレーか聞いていいかな」

「カリよ」

「ああ、そうだった。なんて名前のカリ?」

「青酸カリ」

「やっぱりそうか。うん。殺す気?」


最近、スコーヴィル(辛さの単位)不足で辛いものが食べたくてネットを徘徊していたら、こんなの発見しちゃいました。

『シャア専用超激辛赤カレーうどん』

恐らく、最低でもこのくらいのスキルが必要と思われます。

・真っ赤な食べ物に怯まない。
・暴君ハバネロが楽勝。
・カレー屋に行って「一番辛いの下さい」と注文したことがある。
・食後に胃の形が分かる経験をしている。

辛さには自信があるのですが、量が厳しいかも。
時間制限なければなー。
やはりお試し版で我慢しとくか。

ネーミングとかアレだなって思ったら、場所がアレでした。実は土地勘あるけど。

あ、青酸カリは酸っぱくないそうです。

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posted by なりっと at 22:30| 東京 ☀| Comment(10) | TrackBack(0) | 日々の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月23日

エラばれしもの

カツオくんは永遠の小学生。-「トラバでボケましょう2006 第8回大会 開会です。」へのトラックバックです。

【 トラバでボケましょう2006 第8回大会 お題 】

朝おきたら、首の左右に、







エラがありました。







えぇーーーーー!







らぁーーーーー!







さてっ、どうしたもんかっ……。




あれから1年。ついにばれてしまった。
やっぱり、今の生活はもうできないのだろうか。
今までの苦労は一体なんだったんだ。


・・・悩んでたってしょうがない。行ってみるか。



「あのー、先程電話した者なのですが」

「あ、ようこそいらっしゃいました。ささ、こちらへ」

「あ、えっと、はい」

ガチャ

「パテで埋めてみたんですが、とても息苦しく・・・」

生臭い大きな部屋には、年齢もまちまちな男女が一人の男を取り囲むようにしてパイプ椅子に腰掛けていた。
私のドアを開けた音で喋るのやめた中央の男は、私を値踏みするような眼差しを向けている。
いや、気がつくとパイプ椅子に腰掛けた誰もが私に視線を集中させていた。
皆、一様に襟がタートルネックの服を着ている。今は7月だ。暑苦しいことこの上ないが、そういう私もタートルネックのニット姿だった。

「では、あそこの開いている席にお座りください」

「はい」

視線は相変わらず無遠慮に私に注がれていたが、それには気がつかないフリをして私は促された席まで大股で歩いていき、少し大袈裟に音を立てて深く腰掛けた。普段は滅多にしないが、脚も組んでみる。

中央の男はそれを見ると、やっと私から目を逸らしてこう言った。

「では、次の方にお話いただきましょう。どうぞ」

「はい」

そう言われて私の隣の席の女が立ち上がる。
ごほん。と一つ咳払いをした瞬間、空気の漏れるような音が聞こえたが、それに反応するほど私も野暮ではない。

「私は趣味で吹奏楽をしているのですが―――」

趣味でやっているトランペットが急に吹けなくなったという女の話はたっぷり30分続いた。
他の誰しもこの長い話を親身に聴き入っていた。かくゆう私も涙で喉を詰まらせながら喋る女の話に目頭が熱くなる。

「では、次の方にお話いただきましょう。どうぞ」

「はい」

次に向かい側に座っている。でっぷりと太ったサラリーマン風の男が席を立った。

「私はビールが好きで―――」

ビール好きの男が人前でビールを喉を鳴らして呑めなくなった話も、私の涙腺を刺激するには十分すぎるほど苦悩に満ちていた。

サラリーマン風の男が話し終えると、次は歪んだ花瓶しか造れなくなったガラス職人の話、うまくラマーズ法ができない妊婦の話と、出席者達の体験談が続く。
いつしか会場は、泣く声で満たされ一種異様な生臭さに包まれた。

私の話す番も回ってきたが、その頃には涙と鼻水とタートルネックを湿らす汁とで話どころではなく、襟を少し引っ張って首を皆に見せるのが精一杯だった。
その姿に会場はどよめき立ち、拍手をするものもいたようだった。

「確かにここにお集まりの方は普通の方とは少々違う運命をお持ちです。しかし自信を持ってください。なぜならあなた方は―――」

中央の男が諸手を広げて言葉を紡ぐ。
その一言一言が私の胸に沁みる。ああ、来てよかった。来週もまた来よう。


この


『悩み打ち明けセミナー〜選ばれし者たちの集い〜』へ



■□■□■□■【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□■□■□■
【ルール】
 お題の記事に対してトラックバックしてボケて下さい。
 審査は1つのお題に対し30トラバつく、もしくはお題投稿から48時間後に
 お題を出した人が独断で判断しチャンピオン(大賞)を決めます。
 チャンピオンになった人は発表の記事にトラバして次のお題を投稿します。
 1つのお題に対しては1人1トラバ(1ネタ)、
 同一人物が複数のブログで1つのお題に同時参加するのは不可とします。

 企画終了条件は
 全10回終了後、もしくは企画者が終了宣言をした時です。

 参加条件は特にないのでじゃんじゃんトラバをしてボケまくって下さい。

 ※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペして下さい。

 企画元 毎日が送りバント http://earll73.exblog.jp/
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posted by なりっと at 08:12| 東京 🌁| Comment(22) | TrackBack(0) | 参加することに意義がある!のか? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月21日

万物は流転する

時は

誰の指の間からも零れ落ち
僕らの意識の外側で
絶えず世界を変え続けていく

それは望むところだ

なのになぜか

胸が詰まるんだ

確かな答えも解らぬまま
今日もただ万物は流転している

posted by なりっと at 23:47| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 独りうた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

記録生活第227回

3連休最後の日に仁右衛門に行ってきました。
ここは結婚前にもツマと行って、バーべキュウ道具をえっちら担いで島に上陸した途端に大雨に降られて何もせずに泣く泣く島を離れたという、悲しい過去がある島でもあります。
この日も抜けるような曇り空で、さすがなりっと夫婦(ツマもアメフラシ)って感じだったのですが、

「行きゃあ、なんとかなる」

を合言葉に果敢に出発しました。

空一つないピーカンの曇り空は変わりませんでしたが、意地で遊び倒しました。

カニや貝を軽やかに捕獲し、yuuに尊敬されまくりで調子に乗ったボクは350円の網を手に、なんか波がざっぱーんって感じで弾けてる海へごう。(こぴーらいとことつぼさん)



寒い。



虫捕り網では魚は取れないことが判明。
今度は銛を持って行こう。
近頃、ツマもyuuもボクが何が捕ってくるたびに「これ、食べれる?」と聞いてきます。狩猟家族化計画は着々と進行中であります!隊長!(誰

仁右衛門に完全勝利したなりっと家一行は近くの民宿で海の幸を堪能してから、ぱらつく小雨をものともせずに温泉にも行きました。

ここも、以前ツマと訪れていて、やはり雨が降っていました。
小雨が降る露天風呂に2人で浸かったのはもう、何年前かも思い出せませんが、追憶の小雨に打たれながら、当時と同じ風呂に入ったものですから、随分とノスタルジックな気分にも浸って長湯してしまいました。yuuが声をかけてくれなければ、湯中りしていたかもしれません。


いつかまた見れるといいな追憶の静かな雨と湯上がりの君(九里なのし)

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タグ:ドヘタンカ
posted by なりっと at 06:47| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 日々の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月14日

記録生活第226回

お酒の席で自慢の坊主頭を披露し、次のようなリアクションをいただく。

「自衛官のようだ」
「誰だかわからん」

全体的にはやや引きぎみであることも含め納得できる反応だった。しかし。
しかし、一つだけ気になる反対が。

「ホンコンだ」

似非レギュラーの松本として似非西川君獲得のために東奔西走している身として、これは聞き捨てならない。
これじゃあ、似非板尾を探さなければいけないじゃないか。

もとい。

ここは、お笑い向けの造作を嘆くところではない。
嘆くべきは生え際である。
松本よりホンコンであるという評価は、毛髪が少ないという評価だととるのが正しい。
しかし、笑いが取れたので良し。うむ。

それと、短いほうが良いのではないか。という意見も頂戴した。観測史上初の快挙であった。

その席でなんだかわんこが入っている携帯ゲームを持っている人がいた。
なんか上と下の2画面になってるやつだっだ。
わんこはボクの予想を裏切りふわふわとして可愛かった。にゃんこ編があったらとろけてしまうかもしれない。
同席した別の人は遊び道具にボーリング玉はないのかといっておられた。うむ。黒い。
ボクも投げるボールの勢いを設定(MAX100マイルくらい)できたら面白いのにとは思った。

ところで皆さんは「アメフラシ」という生物をご存知だろうか。
どこで刷り込まれたか、ボクは長年アメンボのことだと信じ込んでいた。
ぐぐってみるとなんだか醜悪なドロっとしたものが。
アメンボも近くで見ると結構グロいが、これはもうなんというか酷い。
ショックであった。そかしこの生物がなぜ「アメフラシ」なのだろう?

近頃坊主のくせに(関係ありませんね)酒が弱い。
飲み会などに行くと翌日も残る。
年齢かコンディションンか。
どちらにしてもボクには死活問題だ。

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posted by なりっと at 23:00| 東京 ☁| Comment(10) | TrackBack(1) | 日々の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

負債のゆくえ

なあ、日本。
ケンカすんなら今のうちやってくれよ。

なあ、地球。
猛り狂うなら今のうちやってくれよ。

ツケなくていいよ。今払うよ。幾らだい?
posted by なりっと at 22:44| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 独りうた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月12日

プレゼントを考える楽しみが増えるもの!

職場で出産祝いは何が良いか?と話あっている人がいた。

一人は「赤ちゃんグッズの店商品券」が良いと言い、もう一人はそれに対して「何か形に残るモノ」をと、主張している。
商品券が良いというのは、貰った側が好きなものを選べるし、贈り物が重複する恐れがないというのがその理由。
一方、モノと主張する理由はお祝いごとなので、思い出に残るほうが良いということ。

これは日常でよく直面する問題だ。お中元、お歳暮、誕生日、引出物、新居祝い、etc.etc・・・

ボクはモノがいい。

自分のために時間と知恵を捻出してくれる行為そのものが尊いのだ。
贈る側なら、贈る人の喜ぶことをあれこれ考える楽しさがある。

贈り物の効用は、贈る(られる)という行為を介して相手に思索を巡らすことにあると思う。
そしてその成果物が贈り物として残るわけだ。

では、商品券という意見に否定的かというと、そうでもない。

前述の通り、モノを贈るには相手のことを考えなければならない。しかし相手が自分と関係の薄い人だったらどうだろうか。
そもそも、そんな相手に贈り物をしないという意見には大いに賛成するが、ここではそれでも贈り物をしなければならない事態に陥ったと仮定して考えてみたい。

もし関係の薄い人からモノを贈られたら、ボクならちょっと困る。

なぜか。

その一つに「生々しさ」がある。

通常、金券を贈るほうが生々しいと感じられることが多いが、送り主とあまり面識が無い場合、何かしらのメッセージがこもっているであろう、モノのほうが、生々しく感じられないだろうか。

この時「何かしらの」が重要だ。

見知った仲ならその「何かしらの」に想像がつく。正解かどうかは別にしても、自分を納得させるくらいの答えは出せる。
しかし面識の浅い人が相手ではそれが難しい。
顔を見れば挨拶を交わすくらいの人間関係の場合、金券のほうがよほど気楽で無難だ。これは贈る側、贈られる側双方に言えることだと思う。

ボクの結論としては、贈り物は仲良しなら断然モノ、そうでもなければ金券でも可であるが、皆さんはどうだろうか。

あ、これを読んで下さった方はどうぞ遠慮せずに金券(日本銀行券でも可)でもモノでも思い出でも贈って下さって結構ですよ。
posted by なりっと at 22:33| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 下手な考え休むに似たり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月11日

記録生活第225回

頭がクールビズな最近のなりっと氏ですが、皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。

坊主になった感想など書き散らかしてみたいと思います。大の男が髪型くらいできゃいきゃいと全く騒々しいことですが、人生初の坊主体験ゆえ、ご容赦頂きたいと思います。

まず、不必要に頭を触るようになりました。この手触り、クセになります。

生まれて初めて人に「顔が怖い」と言われました。
目尻がデフォルトでつり上がっているので「目つきが悪い」とは言われますが、これは初めてです。新鮮であると同時にやはりややショックでもありました。そうか、怖いか。


先日お話ししたように、ボクの頭を見てツマは引きつり笑いを繰り返すばかりでしたが、遂に禁断の台詞を口にしました。

「髪、あったほうがいいねよね」

・・・・・・・むう。

ツマは更に追い討ちをかけてきます。

「シャンプー、勿体ないから使わないでね。石鹸でいいでしょ?」

悔しいので、リンスもしてやりました。

夜トイレに起きて、ふと鏡を見ました。するとそこには

「!ひい」

ボクでした。確かに怖い。

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posted by なりっと at 22:28| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 日々の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月10日

うさぎとうさぎ

毎日が送りバント-「ムカ短冊第二弾!〜いろんなところが間違ってるよ!〜」へのトラックバックです。

8日にyuuと近所のプラネタリウムに行ったら、七夕の短冊が飾られていました。

バント兄さんがこんなことをしていたので、ボクもちょっと探して見ました。


【知識人】

冒頭で夏休みを楽しみにする子どもらしさを演出しつつ、智への飽くなき探究心を切々と吐露しています。
何になりたいかは不明ですが知識人になりたいことは確かなようです。
しかし長いな!
素敵な夏休みになることを祈ります。

【古文書】


ん。頑張れ。
しかし、現代語ももう少し頑張るとよいよ。


【キレる】

作者の平和への真摯な祈りが胸を打ちます。
そして作者は「朝起きれますように」と結んでいます。
その言葉はあたかも悩める現代社会へ向かって、明けぬ夜はないという、力強いエールにも聞こえます。
うそですが。


【古文書その2】

この地域一帯で幅広い年齢層に古文書の解読が流行しているようです。
今年の流行語大賞は「解読」になるかもしれません。


【うさぎとうさぎ】
yuuも書きたがったので、書かせて見たら、こんな不思議短冊が完成しました。

なにこれ?と聞くと、

「うさぎとうさぎ」

と答えました。や、やるな。

あ、今思ったんですけど、七夕の主役は織姫と彦星ですよね。奴等は年に一度の合挽きじゃなかった逢引に忙しいはず。
じゃあ、短冊の願いを叶えてくれるのは誰なんでしょうね。

yuuの詩的発言シリーズ(久)
大きな橋を渡って

「お空飛んでるみたいだねえ」

おお。
posted by なりっと at 23:45| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 参加することに意義がある!のか? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月08日

記録生活第224回

念願の坊主にしてみました。きゃっほー。

前の職場にはなぜか坊主が何人もいて、なんかキャラ被るから控えていたのです。

ボクの仕事は短いスパンで職場が変わることが多くて、面接やら面談の機会が結構あり、それも坊主化を阻害していました。

で、今の環境はというと、
坊主いない。
年末まで異動なし。
なわけです。
折しも季節は夏。


で、目出度く決行。いえい。

まず、予告してあったツマに見せました。


日頃、短髪が良いと言い続けていたツマには爆笑ののちに評だと踏んでいたわけですが、なんか、笑顔が引きつってます。かろうじて口だけは笑みの形なのですが、目には哀れみの表情が。
そして「そっかー」を連呼。


えっと、あのさ、ごめん?



気を取り直して、ついでにテンションも上げ直して今度はyuuに見せてみます。

「うはー、パパ、頭こんなんなっちゃったあ!みてー」

「・・・・・ああ」



反応薄くね?


通勤時にはyuuの通ってる保育園の保育士さんたちと良くすれ違います。ナイスお父さんなボクは軽やかに挨拶など交わすわけです。
あ、なんか伏し目がちに通り過ぎてしまいました。


あ、うん?あの、変質者じゃないよ?


こんな感じでほぼ放置状態にされると、何度も何度も際限なく滑ってるような錯覚に陥ります。いや、実際滑ってる気もしますが。

ファンの方および、ボクのご尊顔を知ってる方は冷静になって聞いて頂きたいのですが、市川なんとかみたくなるのかなあ、なんて想像していました。
着流し着ちゃうよ?みたいな。
米倉涼子(好き)と付き合っちゃうよ?みたいな。

ほらさ、暑いしさ、膿んでるわけよ。脳が。まあ、許せ。
で、実際鏡で我が姿を確認してみると、

頭→坊主
顔→のっぺり
服→Yシャツにネクタイ
腹→出てる
足→短い

レギュラーの松本に瓜二つだよ。まじそっくり。

つーことで西川君募集。初心者歓迎。経験者優遇。


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posted by なりっと at 00:09| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月06日

記録生活第223回

もうなんというか。
もしヒマをドミノにできるなら、ギネスも狙えるくらいヒマです。ザ・給料泥棒。

しかも何年か前にあつらえたスーツのズボンがギリです。
つまり、ヒマでヒマンなわけです。

しかたがないので仕事の勉強もせずにホーボーのブログを徘徊しておる日々なわけであります。


話は巨人の開幕当初と交流戦以降の勢いくらい変わりますが、寒いんですよ。電車やらオフィスが。
ここは鮮魚売り場かというほど寒いのです。
鮮魚と言えば、近海マグロのiceさんは元気だろうか。


話はニコタマとニラタマくらい変わりますが、会社の近くに気になる店があります。
食料品やら雑貨やらを売ってる、田舎の商店のような店なのですが、半分はスタンディングテーブル(てか、ビールケースにベニア板乗せたような机)が置いてあって、立ち飲み屋になってます。
この店が夕方から毎日賑わっているのです。なぜか。


話はサクラダファミリアと桜田門外の変くらい変わりますが、昨日の東京タワーは曇(霧?)で半分隠れてて幻想的だったので、帰りに写真撮ろうとしたら、すっかり晴れてました。むー。


話は活断層とカズダンスくらい変わりますが、ツマがなんか騒いでるなーと思ったら、ミサイルが飛んでくるとか。取り敢えず「打ち返せ」と命じて大人しくさせました。うーん、平和ボケ。


話は汚職事件とお食事券くらいかわりますが、ハラヘラシ化が止まりません。昨夜も夕食後に冷やしうどんとカニクリームコロッケと、タラコを食べました。
どうも育ち盛りみたいです。

横に。

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posted by なりっと at 21:47| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月05日

まだだと言うのに引き上げられた湯葉

明日 晴れるといいな-「嘘つきが好きよ」へのトラックバックです。



血液型TB第14弾に初参加です。

【お題】
「ウソを許せる?許せない?
そしてあなたはウソをつけますか?」



嘘つくのはそんなに下手じゃありません。多分。

物事を正誤以外の部分で判断すれば、嘘をつくくらい些細だと思えることは多いです。
事実を表現することが、嘘をつかないと言うことだとすれば、嘘はついた人だけの真実なのだと思います。

嘘は、自分の中で問いと答えを完結させるということ。
嘘は孤独です。

そう考えれば、嘘の否定はすなわちその人の真実の拒絶。
言葉と気持ちを切り離すことはできません。
嘘とは、その偽りの言葉を吐かせた気持ちも引っ括めて嘘なのだと思います。

と、物分かりの良いことを言いつつ、一方ではこんなことも考えています。

相手の言っていることが嘘かそうでないかなど関係ない。大切なのは、自分が相手を信じているか否かだ。
自分が相手のことを信じていなければ、その人がどれ程苦心して捻り出した真実だろうと、自分にとってそれは嘘。
反対に信じていれば、何気ない軽口の中にも人生の指標となる言葉を見つけだせる。
または、客観的に判断して、真実を言っていない可能性が高いと思われるときは、他の誰が信じなくとも、自分だけは信じるべきだと感じる。
それが信頼の証。
嘘か本当かはあまり関係ない。自分の中に棲まわせたその人の偶像に従う。

・・・うーん。この言葉たちも嘘じゃないけど、本当ではないですね。
ボクは言葉の力を信じています。
思うにNot嘘が本当でもなければ、Not本当が嘘でもないのでしょうね。


―――――も―――――と―――――い―――――――――――――――


嘘とはなにか。
まず、言葉という表現方法を用いることのみに限定して話を進めます。
そして「嘘」を3つに分類してみました。

〜相手を騙す〜
前述の通り必要があればつきます。

誰かを守るため。
自分を守るため。

「嘘をついた」という事実を胸に刻み付けて、その痛みを仕方がなかったという自己満足であやすといったプロセスを背負って、つきます。

誰かに嘘をつかれた時は、その人がこの嘘つきのプロセスを背負う覚悟があったかに依って、許せるかどうかが変わります。


〜事実と異なることを言う〜
自分が事実と思っても、実際には違ったり、事実だとしても、相手が誤認している場合がある。どちらも、相手にしてみれば、嘘をつかれたと感じるでしょうし、自分では嘘をついていないと思っています。
これは嘘なのか。嘘で無いとすれば、受け手が嘘を認識しなければ嘘足り得ないということなのか。
よくわかりません。

〜自分の心と乖離したことを言う〜
思いを意識に上らせた瞬間、初期衝動からの乖離は始まっていると考えると、言葉は全て嘘だとも言えます。
こうなると、嘘はつくつかないや、許す許さないの対象にはなり得ないですね。


親しい仲の人間によく言われることがあります。

「お前は話聞かねーな」

うん、正解。

聞いているのは君の言葉ではなく、自分の内なる声。
見ているのは君ではなく、自らの内面に創りだした君の虚像。


そんなボクはO型です。

○●○●○●○●○●○●○ 血液型TB第14弾 ○●○●○●○●○●○●

 あなたならどっち?

 第14弾  お題 
 「ウソは許せる?許せない?
 そしてあなたはウソをつけますか?」
 お題にそった記事を こちらまでTBして下さい。
 締め切りは7月9日(日)とします
 テンプレと一緒に 必ずあなたの血液型も 記入してください
 追記
 血液型公表したくない方、
 自分の血液型を知らない方は『自由型』での参加も可です 

 ※誰でも参加出来るように
   このテンプレを記事の最後にコピペしてください
 企画元 明日 晴れるといいな 

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
どうしてもまとまりませんでした
posted by なりっと at 22:36| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(1) | 参加することに意義がある!のか? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月04日

シャバダバシャバダバ

「・・・お世話になりました」

「もう、戻ってくるんじゃないぞ」

「はい。もう二度と」

「達者でな」

「はい。・・・では」



ボクにとって大切な2人の誕生日にすっかり出遅れてしまいました。

1人はボクが勝手に師事しているcrazy_mamさん
2児の母であり、イラストを描かれ、短歌を詠み、創作文も書かれる、スーパーママさん。林家ペーばりに人の誕生日を記憶し、そして更には強力なお祭り属性も持っており、そしてそして何より美人。
こんなウニイクラサケマグロイカタコエビカニアワビ丼のような方の誕生日に出遅れたのにはわけがあります。

もう1人はearll73さん
ご存じサッカーとジャージとしゃもじをこよなく愛する、エキブロ屈指の企画屋さん。ロボ説、腹黒説、実は若い説、禁断の愛説と、彼の噂は枚挙に暇がないのですが、それも彼の今までの活動が多くの人をヒキツケ惹きつけてきた証拠の一つなのだと思います。
彼と出会ってからというもの、それはもう沢山楽しい思いをさせてもらいました。
こんなチキンポークビーフマトンキーマサブジカレーのような方の誕生日に出遅れたのにはわけがあります。

そのわけはこれです。























ちとオツトメが忙しくて。ようやく出所できました。


ええと、crazy_mamさん、earll73さん。
お誕生日おめでとうございます。

今年も沢山面白いことして下さい。

お二人のこの一年に幸多からんことを。

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2006年07月03日

執事の棺はウール100ぱーせんと

与太話びより。-「『第7回TBボケお題発表』」へのトラックバックです



「いやー、不況だよね」

「そうかな。近頃は上向いてきたんじゃないかな」

「やっぱり、今こそ日本製の高品質な商品で、海外の企業に対抗するべきだよ」

「うわ、難しい話始めちゃったね。でも確かに資源の乏しい国での貿易は技術力が重要になってくるよね」

「モノ創り大国日本の復活だ!」

「うん。素晴らしいよ」

「じゃあ、手始めにあの喫茶店に行ってみよう」

「メイド喫茶みたいだけど」

「そう、まさにメイド・イン・ジャパン」

「行きたいなら行きたいって言えば?」

「いやー、最近の音楽業界は腐ってね」

「凄い話題転換だね。恐ろしいよ」

「個性がないよ」

「あー、確かに似たような曲多いよね。でも仕方ないんじゃないかな。流行の音楽ってあるし」

「これからは癒しが大事」

「あーいいよねー、ヒーリングミュージック」

「そこで究極の癒しバンドを考えたんだ。これで現代人の心の傷も癒されるはず」

「へー、どんな?」

「バンドメイド」

「駄洒落じゃん」

「引きこもりに囓られたスネの傷も癒す」

「親より子のほうがハマりそうだけど」

「いやー、あのさあオレ、隠してたことがあるんだよね」

「もう、目茶苦茶な話題転換に関してはツッコまなくていいよね?で、何を?」

「まあ、薄々気がついてたと思うけど、オレん家、執事がいるんだ」

「いや、全く気がつかなかったよ。君ん家、4畳半だし」

「でも、隠しても滲み出ちゃう高気なオーラとかさ、あるじゃん」

「微塵も感じられないよ。見事過ぎるほど隠しきってるよ。というかこの前貸した100円返してよ」

「この執事が凄い優秀なんだ」


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【トラバでボケましょう2006 第7回お題】 

『 あなたのお家の、自慢のメイド(執事)って? 』

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「僕の話聞いてる?まあいいや、で、どこらへんが優秀なの?」

「家のことをなんでもこなすよ。家事万能」

「へー、妙に所帯染みた執事だね」

「放火もこなす」

「火事違いだね」

「しかも無給」

「それは凄い。本当に君に仕えてるんだね」

「そして一人三役をこなす」

「へー、多才だね。あと二つの役はなんなの?」

「メイド」

「執事さんって、男性だよね?」

「うん」

「ただのコスプレじゃん。てか変態じゃん」

「でも料理が美味くなるんだ。いつも満腹になっちゃう」

「なるほど。味なんて気持ちの問題だからね。おっさんが作るより、女の子が作ったほうがおいしいもんね。中身はおっさんだけど」

「いや、カロリーメイドって言いたかっただけ」

「ぐずぐずだね。酷すぎるよ」

「最後の一役は超絶ゲロすごいよ」

「にわかに日本語がおかしくなってきたけどまあいいや。で?」

「主人も兼ねてるの」

「おお、それは凄い・・・・って、じゃあ全部君じゃん」

「あ、それマトンを射たツッコミみだね」

「羊だけにってか?もうどうでもいいよ」


■□■□■□■【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□■□■□■
【ルール】
 お題の記事に対してトラックバックしてボケて下さい。
 審査は1つのお題に対し30トラバつく、もしくはお題投稿から48時間後に
 お題を出した人が独断で判断しチャンピオン(大賞)を決めます。
 チャンピオンになった人は発表の記事にトラバして次のお題を投稿します。
 1つのお題に対しては1人1トラバ(1ネタ)、
 同一人物が複数のブログで1つのお題に同時参加するのは不可とします。

 企画終了条件は
 全10回終了後、もしくは企画者が終了宣言をした時です。

 参加条件は特にないのでじゃんじゃんトラバをしてボケまくって下さい。

 ※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペして下さい。

 企画元 毎日が送りバント http://earll73.exblog.jp/
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タグ:トラボケ
posted by なりっと at 20:32| 東京 ☁| Comment(16) | TrackBack(0) | 参加することに意義がある!のか? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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