2005年08月26日

キャンプをひねる

寝ては醒め醒めては眠り気がかりはあすの天気さと雨の男
(九里なのし)



雨女変わらぬ予報何遍見てもおんなじさ晴れにならない曇りのち晴れ
(九里なのし)



贈りたい物より記憶だって君はおてんとさんにきっと好かれてる
(九里なのし)



前にも言いましたが、猛烈に雨男です。
今年で15年やってる恒例のキャンプですが、全く雨に降られなかった記憶ってありません。

さらに、タチの悪いことにツマも雨女です。結婚前は雨の中のデートが多かったです。

でも、yuuが生まれるとちょっと様子が変わりました。
行くとこ行くとこ晴れまくります。ビバ晴男(水野監督じゃないよ)

去年のキャンプはしとしと1日中降ってました。雨夫婦の貫禄勝ち。
今年は昼間ピーカン(昭和のにほい)でyuuの勝ちかと思いましたが、昼寝の時間になると見事に降りました。そりゃあもう馬鹿みたいな夕立。

雷様おおはしゃぎ。

この話がネタじゃない自分にびっくりです。

シュラスコはチリメンジャコじゃあない野趣あふるる牛肉料理
(九里なのし)



雨の中肉をこそげりむさぼるのアウトドアって愛に似てない?
(九里なのし)




土砂降りの雨の中、昨夜から下拵えしてある、シュラスコを焼き始めます。
途中、チリメンジャコやらフラスコやらと、ちっとも料理名を覚えられない参加者にツッコミを入れつつ、焦げないように炭火で焼いていきます。
表面が焼けたら、ナイフで薄くそぐように切り、参加者の口に放り込んでいきます。もちろんボクも食べます。ビールがウマー。
切ったところにまた塩と胡椒を振り、また焼きます。
簡単で派手で旨い料理でした。オススメです。

食い合わせ?悪くて悪い?ももといなりともずくとばかと
(九里なのし)



四国にさ出張なんだ雨男ダムの中心で雨と叫ぶね
(九里なのし)



宴が終わる頃には雨も上がり、お次は風呂です。ここのキャンプ場は温泉場の近くにあり、野天風呂があります。

男4人で貸し切りでした。貸し切りと言っても、たたみ4畳くらいの湯船なのでちょーど良い感じでした。
さっきの雨のせいか、湯加減はぬるかったですけど。
親友Aに舌打ちされてこう言われました。

「お前、ちょっと四国行ってこいよ」

貸し切り状態は長く続き、よいよ童心が押さえられなくなっていきます。
まず、流れるプールを創りました。

ぐるぐるぐるぐる・・・・

気が付くと、親友TUが鎖に足を引っかけて風呂の栓を抜いていました。
親友Aが踵で排水口をふさいで、皆で必死になって栓を探しました。
いい歳したおっさん4人がなにをやっているのでしょう。

無事、栓も見つかり(水位が10センチくらい下がりましたが)、今度はシンクロです。
両足を高く上げるもんですから、勢い余っていろいろな食材が湯船から顔を出します。

いい歳したおっさん4人がなにをやっているのでしょう。

自然より人工がいいものもある閃光とかねって雨男
(九里なのし)




湯上がりにみんなで少しだけ花火をしました。
線香花火をやる時のあの感覚ってなんでしょうね。
切ないような、儚いような。
「いいの。あの人とのことはひと夏の出来事なの。膨らんで、弾けて、もう落ちたの」
ってゆー気持ちに条件反射的になってしまいますよね。(あの人って誰さ)

まあ、そんな感じのキャンプでした。

ぐずぐずねあなたはいつもあれもこれもそうよ今だってはやくイってよ
(九里なのし)



「雨男」で20連発詠めと容赦ない指令が下ったのですが、力尽きました。

まず、31文字にならない。

ぐはあ。
タグ:ドヘタンカ
posted by なりっと at 01:24| 東京 ☔| Comment(10) | TrackBack(0) | たまには昔の話を | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
楽しそうです。
お風呂でグルグル、そんな楽しみ方があったとは。
食材の「ばか」は、「ソーセージ」の別名ですか?
確かに、あいつがバカの根源な気がします。

世の中に 絶えて珍○のなかりせば おのこ心は のどけからまし
(肉)
Posted by 98765421 at 2005年08月26日 13:25
鰹さんのブログにいたトレです☆
この間は回答ありがとうございました。
無事企画にTBできましたよ〜。
仲間に認定していただいて嬉しいです!
それでは!!

PS
ミステリー感心してしまいました!!
そういう方法もあったのかぁって。
Posted by トレ at 2005年08月26日 21:24
>肉さん(キン肉マンっぽいかな)
おお、返歌。すげー、うめーっす。

ばかはその人物自体だったのですが、その息子こそが本体と言えなくもないので、それでよいと思います。

あ、ボクは中島みゆきの「ファイト」好きです。
Posted by なりっと at 2005年08月26日 22:41
>トレさん
同じBLOGサーバ使ってる方と初めて交流が持てました。
これからも仲良くしてくださいね。
エキブロはたのしーですよね。ま、ウチらも負けずに頑張りましょう。
後で伺いまーす。
Posted by なりっと at 2005年08月26日 22:41
なりっとさん
奥さんと一緒に四国へ旅行しないですか?

私の出身地(高知)周辺の方が水不足です!
Posted by RURU at 2005年08月27日 13:31
こんにちは。
容赦ない命令を下しておきながら
「九里なのし」が誰なのか今頃気付いてすみません(汗。

31文字にしなきゃなんないのが出発点なんですよね。
「雨の男」っていかにも字数合わせっぽいのも不可なんですね。
本当難しいです、私も日々字数合わせばかりで。

なりっとさんは安易に倒置法に逃げずに
ちゃんと日本語の、自分の言葉っぽい語順で
詠んでいるのがセンスかも。
いきなり普段使ったこともないような単語を入れちゃったり、とかしがちなのにそれがないので。

自然より人工がいいものもある閃光とかねって雨男
(九里なのし)

一番好きですが、惜しむらくは後半はどう言い抜けしようと九・五ですね・・・。七・七でなく。
この歌の場合、お題(汗<誰? そんなお題出したの・・・)である「雨男」を入れるのをあきらめればすっきりまとまりそうです。


たとえば

贈りたい物より記憶だって君はおてんとさんにきっと好かれてる
(九里なのし)

贈りたい物より記憶だって恵まれてるね 雨男より

・・・とか?
どうでしょう。人の歌を勝手に改作しちゃいけないんだよね・・。
ごめんなさい。

確か「記憶」じゃなくて「思い出」だったような気がします。
引用は正しく引用しないといけないようなので
これも惜しいのかな。

えっとつまり、たくさんのバリエよりも
一首を丁寧に仕上げ直すとか
そういう作業でまだまだよくなりそうな余地があります。

すみません、本当に適当なこと言って、
大変な挑戦をさせてしまって。
勢いでつまらない指示を出してしまったせいで
こんなでも精一杯の講評です、すみません。
講評できるほど、自分も短歌解ってません。
以後もっと言動に気をつけます。

反省猿状態。

Posted by 中野玉子 at 2005年08月29日 11:31
>RURUさん
バイト代くらい出ますかね。
四国は冗談抜きで行きたい地ではあるのですが。
Posted by なりっと at 2005年08月29日 22:17
>中野玉子さん
>容赦ない命令を下しておきながら
おお、凄いです。憶えておられるのですね。それだけで感激です。
気が向いた時にやっているものですから、どうか、お気になさらないで下さい。
逆にキッカケになったのでよかったです。これからもどんどんキカッケ下さい。

それにこんなに丁寧にド素人のボクに講評してくれるなんて、ホント有難うございます。

>31文字にしなきゃなんないのが出発点なんですよね。
佐々木あららさんが以前ご自分の記事で「7にこだわりたい」みたいなこと仰っていて、中野玉子さんも賛同されていたのを思い出しました。今度はボクもまずここから始めたいと思います。

>「雨の男」っていかにも字数合わせっぽいのも
ご名答です。字数合わせっぽいという印象を受けてしまった時点でダメですものね。

>安易に倒置法に逃げずに
おお、すごい!また正解です。普段の文章は倒置法使いまくりなのですが、それはやらないように心がけました。

>普段使ったこともないような単語
う、語彙が足りないだけかも。言葉を選んでいて、選択肢が少ない自分の語彙に驚きました。

>この歌の場合
「自然」「人工」「閃光」「雨男」って単語がどうしてもはずせなくって、悩んでるうちに七・七はトータル十四でいいやと妥協してしまいました。

>贈りたい物より記憶だって恵まれてるね 雨男より
うう、すみません。ボクには真ん中の五がどうしても足りないように思えてしまうのです。
そういうのは大丈夫なんでしょうか?まじで素で聞いてます。大分悩んだのですが分かりません。

>引用は正しく引用しないといけない
そうでしたか。そんなことも知りませんでした。

>一首を丁寧に仕上げ直すとか
いや全くもって仰るとおりだと思います。
短歌に限らず一語一語丁寧に発しなければいけませんね。

ボクのが短歌かどうかはさておいても、
ボクが作ったときに悩んだところを面白いように言い当てられてしまいました。
これって、凄いことなんじゃないかなって思います。少なくてもボクには。(あ、倒置

正直に白状しますと、ボクは短歌を(狭義の)言葉遊びの一種と思っていました。
でも、当然そこには不文律があり、それを守らなければ面白いものにならないのですよね。
ちょうど、「自由」と「やりたい放題」が似て非なるものであるように。

なーんか、重っくるしいですが、精一杯の講評にボクも精一杯のコメレスです。

まあ、伝えたいことは
1.怒っていない(当たり前だ。むしろ怒られろ)
2.短歌にはまた挑戦するつもり(こりねーやつ)
3.講評を頂いて喜んでる
4.反省猿って、今何代目なんだろう?
と、いうことです。

これからもよろしくお願いします。
Posted by なりっと at 2005年08月29日 22:17
おお、すみません。
>記憶
で途切れて
>だって
だったのですね。
後半だけ変えたつもりになっちゃいました。

つか、後半も今見ると
なりっとさんの元歌のほうがずっとよい気がしました。
いい加減ですみません。

引用の件、
枡野さんが有名人の名前を詠み込むとき
姓だけとか名だけとかに省略しちゃいけないとおっしゃっていたので。
有名なコピーですが元を知らないと理解できないような意訳では難しい気がした。
正しくは
>引用は正しく引用しないといけない
のかどうかはわかりませんが、
読者に親切にするなら「」でくくるとか。

「モノより思い出」
8文字か・・・ちっ(^^。
でも文字の音数が字余り字足らずでも、
口に出したときのリズムが五七五七七に乗れば
それでもよいと辰巳泰子さんが書いていらっしゃいました。

反省猿って代替わりしてるんですか?<素
Posted by 中野 at 2005年08月30日 00:55
>中野玉子さん

>なりっとさんの元歌のほうがずっとよい気がしました。
とんでもないです。あれは確かに尻の据わりが悪かったのです。

>引用の件、
なるほど・・・。
不特定多数の人にうちわネタみたいな面白さを与える共通認識は、
どの辺りまで共有出来ているか感じ取るセンスが必要ですね。
ボクのそれは独りよがりな気配がしますね。

>8文字か・・・ちっ(^^。
そーなんですよ。八文字。でも「記憶」への言い換えは安易でした。

反省猿ってすっごい前に2代目(3代目かな?)襲名ってニュースがあった気がします。

とても勉強になりました。有難うございます。
すぐに成果が表れるかはわかりませんが、もうちょっとひねってみたいと思います。
Posted by 九里なのし at 2005年08月31日 00:07

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